実業之日本社は、お笑い芸人「インパルス」の板倉俊之さん原作の人気コミック『トリガー』の単行本第1巻を、2011年12月27日に発売した。
テーマは、「近未来日本」
原作は、2009年に板倉さんが手掛けた同名小説で、2011年夏に『週刊漫画サンデー』で漫画化、連載され、今回単行本となって出版された。
「近未来日本」をテーマに、日本から犯罪者や悪を根絶しようという国王の意志で制定された「射殺許可法」と、拳銃の所持と発砲を許可された「トリガー」と呼ばれる人々にかかわる人たちの人生を描いた作品だ。「電車や飲食店でのマナーの悪さ」や「息子を殺された怨み」などが、トリガーの意志でどんどん処罰されていくシーンが印象的になっている。
約2人に1人が「今年キレたことがある」
『トリガー』単行本第1巻発売を記念して、実業之日本社は、20代、30代のサラリーマン300人に「今年キレたことは?」についてインターネット調査を実施した。
「あなたは今年「キレた」ことがありますか?」という質問には、45.7%と約2人に1人が「キレたことがある」と回答。キレた相手としては、20代、30代ともに「上司」が1位になり、「上司の無能な指示」(20代/サービス業)、「上司の秘密主義」(30代/運輸業)、「上司が間違っていることを正論化しようとしたから」(20代/製造業)など、日頃のうっぷんが意見として寄せられた。