あっ、サンタさんがいっぱい――横浜・みなとみらい21地区に2011年12月18日、総勢180人の「サンタクロース」が出現した。横浜市が進める「100万人の健康づくり」のキャンペーンイベントとして企画されたもので、サンタにふんした参加者たちはノルディックウォーキングで、「海沿いのパーク内」を中心に練り歩いた。
フィンランドからも「サンタ」参上
この日、クイーンズスクエア横浜1F・クイーンズパークには、ポールを使ったウォーキング「ノルディックウォーキング」の愛好者115人と、一般参加者65人が、いずれもサンタ姿で集まった。出発式にはサンタの故郷・フィンランドからサンタクロース財団公認のサンタクロースも駆けつけ、応援の言葉をプレゼントした。
サンタに見送られ、計180人の参加者たちは専用のポールを両手に出発。サンタの格好でおよそ4キロをウォーキングし、みなとみらい地区にクリスマスムードを振りまいた。
楽しみながら健康づくりに取り組んで
横浜市では「健康長寿日本一の都市」を目指し、中期4か年計画の成長戦略として「100万人の健康づくり」を推進している。今回のイベントには、市民に運動に関心を持ってもらい、楽しみながら健康づくりに取り組むきっかけにしてほしいという狙いによるものだ。
各人から500円ずつ集められた参加費は「サンタこども基金」に全額寄付され、被災地の子どもたちの支援に充てられることになっている。