サッカークラブチームの世界一を決める「FIFA クラブワールドカップ ジャパン 2011」が開催中だ。2011年12月15日には準決勝が行われ、ヨーロッパ代表のバルセロナ(スペイン)がアジア代表のアルサッド(カタール)を4対0で圧倒し決勝進出を果たしたが、その模様をちょっと違った様子で楽しんでいる会場があった。
200インチ大画面で80人が堪能
東京・銀座でソニーが開催したパブリックビューイングイベントでは、200インチの大画面に映し出された試合を80人が楽しんだ。がその様子は、スマートフォンやタブレット端末を掲げてシェイクしたり、タップしたり。いつものサッカーの応援スタイルとちょっと違うのだ。
実は、サポーターたちが起動しているのは「バモれ。アプリ」というAndroidアプリケーション。アプリを起動させ、応援するチームを選んで、あとは端末を振ったり、タップしたりする。すると、世界中のサポーターの感情起伏データが集計され、その勢いがパーセンテージで可視化されるのだ。だから、アプリをダウンロードすれば、全世界からこの応援決戦に参加することができるというわけ。実際に会場では、サポーターの端末の動きに呼応して、リアルタイムでパーセンテージが変化し、それに光と音が反応するという演出がなされていた。
タブレット端末を振ったり、タップしたりして応援
バルセロナのユニフォームを着た20代女性は、「こうやって応援するのは初めてで、盛り上がる」と笑顔。アルサッドを応援していた20代男性は、「一体感を感じて楽しい。試合は劣勢だが、応援では負けないよう頑張りたい」と意気込んでいた。
さらには「VAMOS FEED(バモス・フィード)」の様子も視聴可能。これは、UstreamやTwitterを通じてスペシャルゲストが試合観戦している様子を見られるもので、この日は元プロサッカー選手の秋田豊さんと名波浩さんが観戦していた。
なお、18日の決勝(サントス対バルセロナ)では、「なでしこジャパン」の佐々木則夫監督と、澤穂希選手が「VAMOS FEED」に登場予定。「バモれ。アプリ」は、Androidマーケットからダウンロード可能だ。