寒い時期は、どういうわけかほうじ茶が恋しくなる。おいしそうなお茶を探し求めて、京都宇治の老舗お茶屋「伊藤久右衛門」のものを取り寄せてみた。
番茶とほうじ茶、違いは一目瞭然
京都には高名なお茶屋が多いが、このお店の茶葉は宇治産であることが明記されていて、「ご当地」気分も高まる。
今回は、ほうじ茶の最高級品で、お店の茶房でも使用しているという「宝かおり」(100グラム735円)と、京都で日常的に親しまれる「京番茶」(300グラム472円)を注文した。飲みくらべてみるのも楽しいだろう。関東地方への送料は682円。5250円で送料無料となる。お店の通販では抹茶を使ったスイーツがメインで売られているので、スイーツとあわせてお茶も、という買われ方が多いのかもしれない。
京番茶というもの、茶葉の実物を見るのは初めてだった。葉を煎ることや、入れると茶色なことではほうじ茶と似ているが、非なるものとされる。葉を並べると違いは一目瞭然だ。