クリスマスといえば、お洒落なレストランでディナーをふんぱつ――というのは、今や少数派らしい。「食」に関する旬の話題を調査・発信するタベラッテ研究所によれば、2011年の「クリスマス会」「クリスマスパーティー」の69.3%は、「自宅」「恋人・友人宅」で過ごす「お家(うち)派」だというのだ。
パーティーの男女比は「半々」が最多
「お家派クリスマス会」参加予定の20~50代の男女739人に尋ねたところ、クリスマス会の規模で最も多いのは「4~5人」の35.5%。7人未満が全体の75.9%を占めた。男女比は「半々」が45.7%で最も多い。
クリスマス会に外せないものとしては、70.6%が「クリスマスケーキ」と答え、参加するパーティーにケーキが出ると答えた人は93.0%にものぼる。手作り派も全体の4分の1おり、20代の女性では35.3%が「自分たちで作って用意する」と回答している。
フライドチキン派は76.3%!
ケーキ以外の「定番」を聞くと、断トツのトップは「フライドチキン」で76.3%。クリスマスにフライドチキンというのは日本独自の習慣だが、今やすっかり定着した様子だ。ちなみに本場で王道の「ターキー(七面鳥)」はわずかに19.4%でランキングでは9位と低迷した。2位以下には「ピザ」や「サラダ」「フライドポテト」「ローストビーフ」が続いている。
会費は2000円未満が29.4%と最多で、3000円未満が56.7%と予算は比較的リーズナブル。こうしたことも、「お家派クリスマス会」の増加に影響しているかもしれない。