家族の団らんにカーナビが一役 ゲーム機感覚で子ども「ムフフ」

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観光ガイド8万件分、写真12万枚収録

「マップルナビ3」の「観光地から探す」画面
「マップルナビ3」の「観光地から探す」画面

   「マップルナビ3」の強みは、道路マップや旅行ガイドブックの出版社、昭文社の豊富なデータだ。旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」の観光ガイド情報約8万件分、写真も約12万枚が収録されている。

   画面を見ると観光情報は、「MAPPLEメニュー」の中に集約されている。ここから「観光地から探す」を選ぶと、旅行ガイドブックの表紙のようなアイコンが画面に登場し、それぞれ「北海道」「東北」「関西」と地域別に分類されている。山本社長は「まっぷるのコンテンツが入っていると、すぐ分かってもらえる」と話す。子どもでも直感的に「押せば何が見られるか」が理解しやすいというわけだ。

   地域ごとに観光の定番スポット、ご当地グルメ、お土産まで「おすすめ」の場所や店が閲覧できる。慣れない土地では食事する場所を探すだけでも一苦労だ。「マップルナビ3」なら「まっぷるマガジン」で推薦されている店をワンタッチで選ぶことができ、また写真が豊富なのでイメージもわきやすい。子どもにも分かりやすければ、親子一緒に画面を見ながら場所選びで話が弾むはずだ。

   長距離ドライブの車内で子どもが退屈しないための仕掛けはほかにもある。信号待ちや停車中に、付近のおすすめの場所を写真スライドショーで見せる機能だ。「写真が多く、ビジュアルで楽しめることから、お子さんが『ゲーム機のような感覚』でカーナビを触りたくなるようです」と山本社長は説明する。「実際、『マップルナビ3』を操作中、子どもが興味を持って『今、なにやったの』と聞いてきた、という話も聞いています」。

   実際、カーナビの操作に興味を示す子どもはいるようだ。年齢によっては、むしろ子どもの方が電子機器の扱いに慣れているだろう。子どもが旅行先やレストランをすぐに見つけ出して親がビックリ、といった場面も出てくるかもしれない。

   なお、現在はクラリオンやトライウインなどのカーナビに搭載され、ホームセンターや家電量販店、カー用品取扱店で販売されているという。

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