アルペンのプライベートブランド「kissmark(キスマーク)」と人気アーティスト・GACKTさん共同企画によるスノーボード新商品の発表会が2011年11月22日、都内で行われ、GACKTさん自身も出席した。
兼ね備えたデザインと機能性
革新性を追求してきた「kissmark」とGACKTさんの熱い思いがスノーボード用品の世界に新風を巻き起こしそうだ。
今回のコラボで誕生したシリーズ名は「赤と黒」を意味する「Rouge et Noir」で、スノーボード(3万4900円)はもちろん、ビンディング(1万5000円)にジャケット(メンズ、レディースとも2万7900円)、パンツ(2万3900円)、ゴーグル(7990円、6990円)、グローブ(5990円)、ビーニー(2490円)がラインアップ。いずれのアイテムも、美とカッコよさを徹底追求したデザインと機能性を兼ね備えている。「Rouge et Noir」と名付けたことについてGACKTさんは、「黒ベースで、そこに赤を加えることにより、ちょっとワルなイメージを持たせたかった」と話した。
30歳からスノボ始めたGACKTさん
知らなかった人も多いだろうが、じつはGACKTさんのスノボの腕前は相当なもの。始めたのは「30歳から」と遅いものの、持ち前の運動神経のよさであっという間に腕を上げた。11月25日から関東・中京・関西・北海道・新潟・長野でオンエアされるテレビCMの撮影では、「スタントマンを起用しようか」という周囲の声を一蹴。企画段階からアルペン本社がある名古屋に足を運び、ミリ単位で注文を出してきたこだわり同様、早朝から夕暮れまでかかったスノボの滑降シーンも自らやり遂げたという。
商品の出来栄えに「大満足です」と胸を張るアルペンの水野泰三社長は、「まったく新しいスノーボード商品をつくろうということで、今回、GACKTさんと思いが一致した。GACKTさんのイメージどおりの商品が出来上がったと思うし、この商品が必ずやスノーボード界の活性化につながると確信している」と自信を見せる。
一方のGACKTさんも、
「これからスノボを始める方、遊びができる大人に成長したいと思っていらっしゃる方に、遊び心を含めて楽しんでいただければと思います」と目を輝かせた。