韓国のインスタントラーメンといえば「辛ラーメン」(農心)が有名だが、2011年8月に発売された韓国ヤクルト(パルド)の「ココ麺」が、最近それを猛追している。日本国内の韓国食品店でも人気上昇中で、品切れが相次いでいるという。
鶏がらスープのピリ辛ラーメン
「ココ麺」は韓国のバラエティー番組で、人気コメディアンのイ・ギョンジュが作ったラーメンを商品化したものだ。スッキリとした鶏がらベースの味で、韓国ラーメンには珍しい、白っぽいスープが目を引く。
淡白そうな見た目からは想像しにくいが、実際に食べた人によれば、「意外と辛さもなかなかのもの」。いわゆる袋麺タイプで、調理の際にはお好みで鶏肉などを加えるのもおいしいという。
8月の発売から口コミで評判が広がり、韓国では品薄のあまりなかなか入手できない状況が続く。辛ラーメンの長年にわたる覇権に迫る勢いだ。