キヤノンは、デジタルカメラの新製品「PowerShot S100」を、12月上旬に発売する。店頭予想価格は、5万5000円前後。
従来機種から画質や性能が向上
「PowerShot S100」は、開放絞り値F2.0(広角端)はそのままに、広角化と高倍率化を図った新設計の光学5倍ズームレンズ(24-120mm相当/F2.0- F5.9)を搭載。また、新開発の高感度時にもノイズの発生が少ないキヤノン製CMOSセンサーを採用している。
さらに、ノイズ低減処理の新しいアルゴリズムや、さらなる高画質化・高性能化を図った最新の映像エンジン「DIGIC 5」を搭載し、高感度なイメージセンサーと映像エンジンを組み合わせた「HS SYSTEM」は、従来機種と比べてノイズの発生レベルを約1/4に抑えるとともに、さらなる高感度化を実現。常用感度をISO6400まで高め、暗いシーンでもより一段と美しい写真を撮ることができる。「マルチエリアホワイトバランス」により、ストロボ光下や水銀灯の混ざった光源下でも適切なホワイトバランスでの撮影も可能。