日本唐揚協会では、ハロウィンの定番として新たに「からあげ(チキン)」を提案する「ハロウィンチキンプロジェクト」を2011年秋から始動している。日本の家庭にはなじみの薄い「ハロウィン」を、季節の行事として定着させようというのが狙いだ。
笑顔で幸運をトリ込んじゃえ
近年日本でも浸透が進んでいるハロウィンだが、一般の家庭では「ハロウィン=かぼちゃ」というイメージばかりが先行し、なかなかハロウィンの「定番料理」が定着しないのが現状だ。電通オペレーション開発による2010年の調査でも、「ハロウィンに何を作ればいいのかわからない」「かぼちゃの料理がわからない」といった声が少なくなかった。
日本唐揚協会では、人がチキンを食べるときに口を大きく横に開き、自然に「スマイルフェイス」になることに着目。「1年の幸福を取り(鳥)込もう」をキャッチフレーズに、チキンをハロウィンの新定番として普及させることを目指す。
ローソン、CGCも賛同
協会では、笑顔のかぼちゃとチキンを象ったロゴマークを製作。プロジェクトに賛同するローソン、シジシージャパンではこのロゴマークを店内や対象商品に展開し、消費者に「ハロウィンチキン」という楽しみ方を提案する。来年度以降も、引き続き活動を続けていくという。