AKB48の大島優子さん(23)の等身大フィギュアが2011年10月19日、東京・お台場の体験型アトラクション施設「マダム・タッソー東京」にお目見えした。対面した大島さんの第一声は「うわあ!怖っ!」だった。
NHK紅白歌合戦で大島さんが実際に身につけた衣装に身をつつんだフィギュアをじっと見つめて、「自分と同じ人がいる!」。あまりの精巧さに驚いていた。
来場者は自由にフィギュアとハグしたり写真を撮ったりできる。大島さんは
「肩を抱いて、どうぞ楽しんで」「『大島優子と写真撮ったぜ!』って、デタラメ言ってもらって構いません」
フィギュアはロンドンの製作チームが約3か月間、約1900万円をかけてつくった。事前に、大島さんの体150~200か所を採寸した。大島さんは
「くるぶしから、ひざの裏まで。人にひざの裏を見せることって、あまりないですよね?近いところから、まじまじと顔を見られたので、恥ずかしかったです」
と振り返っていた。
大島さんは、10月18日に23歳の誕生日を迎えたばかり。
「22歳までは、女の子というかAKB48のイメージがしみついていましたが、これからは、ちょっと大人の女性になっていきたい。女優としても頑張りたい」
と新たな1年への抱負を語っていた。
著名人のフィギュアを展示するアトラクション施設「マダム・タッソー」は、1835年にロンドンでオープン。8か国、12か所で展開しており、これまでに延べ5億5000万人以上が訪れたとされる。「マダム・タッソー東京」は、9月30日から12年1月4日までの3か月限定で「デックス東京ビーチ」(東京都港区)に開設されている。レディー・ガガさんや坂本龍一さんのフィギュアを見ることができる。大島さんのフィギュアは19体目。入場料は大人800円。