英語ペラペラでなかった若田氏
たとえば、こんな「問い」がある。
「宇宙で生命を誕生させることは可能か?」
「宇宙飛行士の給料はどのくらい?」
「宇宙で出たゴミはどうするのか?」
「どうやって語学を習得したのか?」
いずれも気になるテーマだが、最後の「語学」は意外な回答。宇宙飛行士になるような人は英会話も堪能かと思いきや、若田氏は半年ほど仕事仲間であるアメリカ人の会話について行けなかったそうだ。
ほかに、宇宙飛行士候補者の選抜試験についての解説で「印象に残っているテスト」を答えているが、それが「架空の刑務所から脱獄計画を立てるテスト」だというから面白い。
単行本(ソフトカバー)、197ページ。 定価1575円。