ローランドディージー(浜松市)は、フィギュアやアクセサリーなどを3D切削加工できるデジタルクラフトツール「iModela(アイモデラ)iM-01」を2011年11月9日に発売する。
専用ソフトでデザインも簡単
「iModela」は回転する刃物でアクリル板などの樹脂材料を切削する加工機。加工材料やカッターのセッティング以外のほとんどを、コンピューター上で行えるうえ、専用デザインソフトウェア「iModela Creator」を同梱しているため、文字や図形を組み合わせてアイデアをコンピューターの画面上に描ける。材料をセットすると、切り抜く・掘り込む・穴をあけるなどの加工が行われ、「iModela」で描いた通りに出来上がる。
本体サイズは、214mm×200mm×205mm(幅×奥行き×高さ)で、最大加工エリアは86㎜×55㎜×26㎜(X×Y×Z)。主要パーツは折りたたんで専用のキャリングケースに収納できる。
ダウンロードしたデータから加工も
専用のCAMソフトウェア「MODELA Player4」(ユーザーは無料ダウンロード可能)を使用すれば、自分で作成した3Dデータのだけでなく、インターネットからダウンロードした3Dデータやサイトから購入したデータをもとに切削加工できる。小さな動物フィギュアや、スケールモデルの改造パーツ、フィギュアの装備品、鉄道模型用小物など、アイデア次第でさまざまな物を切削加工可能だという。
価格は7万8750円。