講談社では2011年10月12日、単行本『60歳からの街歩き・山歩き 三浦雄一郎の「歩く技術」』(著・三浦雄一郎、三浦豪太、220ページ、定価1400円(税別))を発売する。
「メタボ」から復活、75歳でエベレストへ
エベレストを始めとする七大陸最高峰からのスキー滑降を成し遂げ、世界的冒険家として知られる三浦雄一郎さん。ところが意外にも60歳のころには「燃え尽き症候群」にかかって自堕落な暮らしを送り、気付けば「メタボ」で不健康な身体になっていたという。
65歳で三浦さんは「70歳でのエベレスト登頂」を目標に一念発起し、トレーニングを再開した。最初は近所の小山にも苦戦した三浦さんだったが、普段から足に重りをつけて歩く「ヘビー・ウォーキング」などで身体を鍛え直し、見事70歳、続いて75歳でのエベレスト登頂に成功。さらに現在は、2年後、80歳で3度目の登頂を目指している。