「もし、前田敦子がアイドルじゃなかったら…」――そんな「もし」を垣間見せられたと前田さん本人が語る、丸美屋のテレビCMが2011年10月初旬からオンエアされる。
「お母さん」思い浮かべて涙
前田さんが今回演じたのは、親元を離れて一人暮らしする「普通の」女子大生という役どころ。そんな彼女に母親が「忙しくてもちゃんと食べなきゃだめよ」と送ってきたのは、大袋タイプのお茶漬けの素「家族のお茶漬け」だった。早速お茶漬けを口にした前田さんだが、家族の温かさを感じ思わずほろりと涙がこぼれてしまう……というストーリーだ。
前田さんはプライベートでも母親と仲が良く、今でもよく一緒に遊びに出かけているという。涙を流すシーンでは、その大切な母親のことを思い浮かべながら演技したそうだ。
「普通の女の子」演じきる
トップアイドルとしての「前田敦子」ではなく、「普通の女の子」を演じることが求められた今回のCM。撮影現場、真剣な眼差しでモニターチェックをする前田さんの姿からは、女優の風格が漂っていたという。取材に対しても、「AKBでアイドルでなかったら……の『前田敦子』が演じられた気がして、楽しかったです」と話しており、普段とはまた違った自然体の前田さんの表情が見られるCMになっている。