「盛れない自分」では受け入れにくい
つまり、以前の同コラムでお送りしたように、ギャルの間では、ブログやSNSでは自分の名前「実名」を綴るのではなく、自分で自分自身に名前を付けた「オリジナルネーム」を綴っていることが日課となっており、「オリジナルネーム」で自分を公開することで、理想の自分を作り、また、自分を盛るような(よく見せるような)演出をしているのです。
だからこそ、フェイスブックのような実名登録のSNSに対し、不安に思ったり、躊躇したりしているようなのです。
メイクやヘアに限らず、名前も盛りたい!=自分を演出したい。
ブログに掲載する写メも盛るのがテッパン!=自分をよく見せたい。
このようにウェブの世界で自分を演出する一般のギャル達にとってフェイスブックは、
正真正銘の、盛ることの出来ない自分で登場しなくてはいけないと認識されていることで、受け入れづらいと判断されているのでしょう。
ここ最近、この実名制も魅力となり利用者数が増加しているといわれているフェイスブックではありますが、ギャルへの浸透率は今後も横ばい状態が続くと思われます。
GRP編集長・まぁ~さ