最近、「ギーク」という言葉が脚光を浴び、一般的になりつつある。元々はコンピューター系オタクという意味合いが強かったが、広い意味での「オタク」という解釈に広まり、その中でも、にわかに「ギーク女子」と呼ばれる、趣味に徹底的に没頭するオタクな女子たちが現れ始めた。さらにはそのファッションなども女性誌で取り上げられるほどである。
オタク女子が趣味を発信する写真企画「ガールミーツガールギーク」
そんなギークな女子たちに欠かせないのが、ソーシャルメディアなどにおける情報発信ツールとしてのデジタルカメラ。パナソニックは2011年9月初旬、そんな彼女たちのために、デジタル一眼カメラ「LUMIX GF3」を使いこなすためのワークショップを開催した。
ウェブマガジン「東京ナイロンガールズ」には、ギーク女子たちがLUMIX GF3を使って、ラーメン、アクセサリー、標本など自分らの趣味を発信する「ガールミーツガールギーク」という企画がある。
今回ワークショップへ参加したのは、東京ナイロンガールズ編集長のコヤナギユウさん、同サイトの立ち上げに関わっていたネイバージャパン広報の金子智美さん、「ラーメン女子」こと本谷亜紀さん、「旅アクセ女子」ことアクセサリー作家の松下未来さんの4人。講師の荻窪氏のアドバイスを受け、思い通りに撮るための技術を習得していった。
ラーメン女子・本谷さん「タッチでピントがぴったり合って、楽しい!」
ワークショップが進む中、「ラーメン女子」としてテレビ朝日系「お願い!ランキング」にも出演する本谷さんは、「つけだれが2つある場合にはどうすれば」「麺リフト(箸で麺を持ち上げる動作)の瞬間を押さえるにはどうすれば」など、愛するラーメンを上手に撮りたい熱意を荻窪氏にぶつけていた。
荻窪氏は「麺リフト」のリクエストに一瞬とまどったものの、LUMIX GF3に搭載されたタッチパネル操作で撮影する機能「タッチでシャッター」を使った撮影方法をレクチャー。本谷さんは、左手にデジカメ、右手に箸で持ち上げた麺を持ち、「これヤバイ!ピントが思い通りのところにぴったり合うし、めっちゃ楽しい!」と興奮していた。