リコーは、コンパクトデジタルカメラ「GR DIGITAL IV」を2011年10月中旬から発売する。想定価格はブラックが8万円前後、ホワイトが8万5000円前後。
合焦時間0.2秒「III」の半分に
09年に発売した「GR DIGITAL III」の速写性と画質を高めた後継機種。光学フィルターの改良と新画像エンジンの搭載により、更なる高画質を実現した。また、新たに搭載した外部AFセンサーにより、合焦時間は最短約0.2秒、「III」に比べ最大1/2の短縮になった。
さらに、シャッタースピード換算で最大3.2段分の効果という手ブレ補正機能も搭載。暗いシーンでの撮影をしやすくした。ほかにも、自動輝度調整機能の追加やシーンモードの拡充、電子水準器機能の強化など、前作を上回る仕上がりになっている。なお、F1.9の単焦点レンズ、1000万画素の1/1.7型CCDセンサーは「III」から引き続き採用している。