コスプレは「個人芸能界」とも言われている。コスプレイヤーはタレントで言えば芸名になるコスプレネーム(CN)を持つ。衣装を自分で作り、自分で小道具、大道具を作り、自分でヘアメークをして、自分でポージングを考えて、最後に作品として写真に残す。この写真を自分のブログに掲載してコスプレサイトに写真を投稿して、自分のコスプレを作品として表現をする。
公務員、銀行員などの固い職業のOLも
これだけのことを行うには、バカではできない。少なくともAKB、モーニング娘。程度のお嬢様レベルでは難しい。コスプレイヤーに高学歴の女性が多い所以でもある。そこでコスプレイヤーの学歴を調べてみた。目立つのは国立大学出身者で、しかも理工学部が目立つ。物を作り、パソコンを使いまわし、コスプレイヤーに発信するにはかなりの頭脳が必要である。
そして公務員、銀行員などの固い職業のOLも多い。「本当はタレントやアナウンサーになりたかった。しかし親の反対や試験も難しさからなれないケースが多い。OLになってから開放されたようにコスプレイヤーになるケースが多い。そして声優も多く、さらにフリーターがコスプレに熱中しているケースも多い。
名刺持たないコスプレイヤーはいない
コスプレイヤーは一人で行動することはまずない。何人かのグループを組んでひとつの作品を写真で残す。するとどうしてもグループを組むことになる。そのグループもパソコンからネットを通じて「薄桜鬼を○月×日に日光江戸村でコスプレをしませんか」と仲間を募る。したがって現場ではじめて会うケースも珍しくない。
初めてあったとき出すのがCNを書き込んだ名刺。今では名刺持たないコスプレイヤーはいない。