株式会社龍角散は、本格的のど飴「龍角散ののどすっきり飴」を2011年9月15日に発売した。
ついに開発・製造・販売のすべてを手掛けた
同社が手がけるのど薬「龍角散」は、江戸時代の秋田・佐竹藩の家伝薬を原型とする。200年の歴史を持ち、カプセル・トローチ・ガム・のど飴などさまざまな商品が販売されている。
しかし、これまでも龍角散ブランドののど飴はあったものの、同社は原料およびブランドライセンスを他社に提供するのみで、製造および一般流通(食品・菓子市場)への販売は行っていなかったという。本商品をきっかけに食品・菓子市場へ本格参入する考えだ。
歴史ファン必見の広告
商品は19種類のハーブを門外不出の配合でブレンドしたもので、練り込み方式を採用し、味・香りなどが長時間持続するようにした。
代表取締役社長の藤井隆太氏は、
「より質の高いのど飴を気軽に楽しんでいただける商品です。のどの専門家による本格派のど飴をより身近に感じて頂ければ幸いです」
とPRしている。
秋・冬のキャンペーンとしては、「龍角散」の史実に基づいた広告を展開予定で、江戸時代の衣装に扮した「町人」が全国主要都市にてサンプルの配布をするという。
袋タイプとスティックタイプの2種類。価格は袋タイプが88g入りで263円。スティックタイプが10粒入り105円。