ブリヂストンは2011年9月8日、自家用車を所有する男女1000人のドライバーを対象に行った調査で、タイヤの偏摩耗をドライバーの約4割が「知らない」という結果が出た。
タイヤの性能悪化させる要因に
偏摩耗は、タイヤのトレッド(路面と接地面)が道路条件や使用条件などで、部分的に異常に摩耗する現象のことだ。振動や騒音の原因になるだけでなく、タイヤ寿命を短くし、タイヤの性能を悪化させる可能性がある。
これを防ぐ主な方法は、「タイヤの適正空気圧保持」と「定期的なタイヤの位置交換(ローテーション)」の2つ。同社では、安全啓発の一環で、月に一度のタイヤ空気圧チェック、5000kmを目安とする定期的なローテーションを推奨している。