「9月10日」の下水道の日に合わせ、「虹の下水道館『ガチャピン・ムック1日館長就任式』が2011年9月10日、東京・江東区にある有明水再生センター5階の「虹の下水道館」で行われた。
ガチャピン「下水道の大切さを知ってもらいたい」
小学生約30人とその保護者たちを前に、東京都下水道局総務部広報サービス課・新井進課長から任命書を受け取ったガチャピンとムックは、慣れない役目に多少戸惑いながらも、司会者から感想を尋ねられると、「今日一日よく勉強して、たくさんの人に下水道の大切さを知ってもらいたいと思っています」(ガチャピン)、「一人ひとりが大事にきれいに水を使ってもらいたいと思っています」(ムック)と、しっかり答えていた。
また、新井課長も、「ガチャピンやムックと地球環境の大切さを学んでほしい」とあいさつ。続いて、下水道クイズ大会や子どもたちと一緒の記念撮影で大いに盛り上がり、イベントは終了した。ただ、ガチャピンとムックはこの後も「1日館長」として、子ども100人参加のイベントに2回出演し、クイズや握手会などで大忙しだった。
9月17、18日に「地球の化学実験教室」開催
「虹の下水道館」は、東京都下水道局の体験型広報施設。1996年6月に有明水再生センターの見学説明室として開設され、その後、展示物を充実させて1997年4月にリニューアルオープンした。館内はスタディ、シミュレーション、ハイテク、シアターの4ゾーンに分かれており、下水道のしくみや役割などを大型映像シアターや体験型展示物で楽しみながら学べるようになっている。
ちなみに、2011年9月17日と18日には「地球の化学実験教室」が、また、7月16日から9月30日までは企画展として「水再生センター見学レポート展」が開かれる。