2011年8月28日より日本を出発し、単独・無酸素で3度目となるエベレスト登頂(ネパール側ルート)にインターネット生中継を加えて挑戦中の登山家・栗城史多さんに対し、パナソニックはデジタルカメラなどの撮影機材を提供してサポートしている。
「ファウスト冒険家大賞」など受賞
栗城さんは、2010年に「ファウストAGアワード」において、ファウスト冒険家大賞を、また、2011年1月にも財団法人ユースワーカー能力開発協会主催の「第二回若者力大賞」を受賞している、世界中の若者たちに夢と希望を与える次世代リーダーだ。これまで、6大陸の最高峰を皮切りに、2007年からは「チョ・オユー(8021m)」の単独・無酸素登頂、「マナスル(8163m)」における日本人初の単独・無酸素登頂と山頂直下からのスキー滑降。さらに、「ダウラギリ(8167m)」の単独・無酸素登頂ではネットでの生中継も敢行した。2009年と2010年にはエベレスト単独・無酸素登頂に挑んだが、叶わなかっただけに、今回は並々ならぬ思いがあり、「冒険の共有」として、自らの挑戦する姿を多くの人々に見てもらうことを通じて、「一歩を越える勇気」を伝えることを目指すという。