宝島社は、2011年9月2日に企業広告「いい国つくろう、何度でも。」を、朝日新聞・読売新聞・毎日新聞・産経新聞・日本経済新聞・日刊ゲンダイの6紙に掲載した。
マッカーサーが登場
広告には、GHQ最高司令官のマッカーサーがタラップから降りてくる写真に「いい国つくろう、何度でも。」というコピーが入ったもの。同社は、日本は敗戦や災害など幾度となく苦境に直面したが、その都度、不屈の精神と協調性を武器に国を建て直してきたとし、
「この投げかけを通じて、 日本人が本来持っている力を呼び覚ましてみたいと考えました」
と広告の意図を説明している。
昨年は日米同時掲載も
同社は「出版物だけで伝えきれない企業の考えを新聞を通じて伝えたい」という意図で、1998年から企業広告を開始し、現在まで多数の広告賞を受賞している。特に10年9月の広告「日本の犬と、アメリカの犬は、会話できるのか。」は日米で同時掲載し、朝日広告賞・読売広告大賞・広告電通賞など、過去最高の5冠を獲得している。
はたして、「いい国つくろう、何度でも。」はどういう評価を得るか。