会場は遺体安置所だったことも
ライブの特設サイトで桑田さんは、
「未曾有の震災を前にして、"音楽"にどれほどの力があるのか悩んだ時もありました。けれど、自分に出来ることはやっぱり音楽しかありません」
とライブの動機を説明しており、食道ガンで休養していたとき、ファンの声援に勇気づけられた経験も述べながら「恩返しの気持ちを込めて、東北の地に歌を届けたいと思います」
と意気込みをつづっている。
会場は災害で亡くなった方の遺体安置所として使用されていたという。今回が一般利用再開後、初のライブコンサートになり、そうした背景も踏まえた、鎮魂と前進のライブになりそうだ。利益の一部は、復興支援活動等の資金として、日本赤十字社と地方公共団体に寄付される。