きれいなジャイアンも出現!
また、2階には、藤子さんの仕事部屋を再現したスペースがあり、天井までの高さ約8.5メートルもある書棚を見上げれば、発想の「源」だった膨大な量の書籍やコレクションがひしめいている。
かたや、屋外に出れば撮影スポットもある。作品に登場する「空き地」を再現した広場にはドラえもんがいるし、奥の池には「ピー助」(映画作品にも登場した首長竜の子供)が待っている。別の休憩スペースには「きこりの泉」があり、手動ポンプを動かせば、「きれいなジャイアン」(イソップ寓話をモチーフにした話の中で、ジャイアンがあやまって井戸に落ちたことに由来する人気のエピ―ソード)が飛び出る仕掛けだ。
ミュージアムまでは特別仕様のシャトルバスが運行する。車両ごとに違う藤子作品のキャラクターがデザインで、1号車は「ドラえもん」、2号車は「オバケのQ太郎」、3号車は「キテレツ大百科」、4号車は「パーマン」。最寄り駅の登戸駅(JR東日本・小田急電鉄)からミュージアムまでを結ぶ(一部の便は生田緑地東口へも運行。料金は大人200円、小児100円ほか)。
なお、ミュージアムの開館時間は10時~18時(休館日:毎週火曜、年末年始)。入場は予約制でローソンのチケット販売サイト「ローチケ.com」を通じて購入できる(大人・大学生1000円、高校・中学生700円、子ども(4歳以上)500円)。