【Paris発】20歳差なんて当たり前、年下男ハントする40+α代クーガー

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

「いいクーガーになるには自立しろ! 愚痴言うな!」

   この指南書、いいクーガーになるための心得を説く章もあり、自立した大人の女になること(子猫の振る舞いが気に入らなければ、「娘っ子たちの元にお戻りなさい」と冷ややかに言い渡す)。愚痴を言わないこと(いつもポジティブに!)。暴飲暴食を避けること。ボディラインを保つために定期的にスポーツをすること。常に上品な装いを心がける(家にいる時もおしゃれを!)。知性を磨く・・・などなど。でもこれって、別にクーガーを目指さずとも、女性誌の「いい女になる」特集や女性向け自己啓発本にも、よく書かれているような。

   クーガーが増えた背景として、一昔前に比べて女性が40代になっても若々しく、女の魅力を保っているから、と言われているが、確かに40代の女性たちは美や若さを保つために様々な努力をしている。その成果を証明してくれるのが、子猫くん、ということなのかもしれませんね。

   もちろん、魅力的であれば、同世代や年上の男性からだって愛されるはず。ただ、年下(しかもなるべく年の離れた)男性のハートを射止めた方が、若い女たちに勝った!感がより強くなるの?どうなの?

江草 由香


【プロフィル】
江草由香(えぐさ ゆか)
フリー・編集ライター。96年からパリ在住。ライターとして日本のメディアに寄稿しながら、パリ発日本語フリーペーパー『ビズ』http://www.bisoupfj.comの編集長を務める。著書は芝山由美のペンネームで『夢は待ってくれるー女32才厄年 フランスに渡る』。趣味は映画観賞。

姉妹サイト