「プラスEプロジェクト」によると、蒸し暑い夏場から少しずつ気温が下がってくる季節の変わり目になると、この時期特有の「乾燥肌」や「冷え性」に悩む女性が増えるという。要因は、「乾燥肌」が、紫外線や冷房による「肌の夏バテ」で、「冷え性」のほうが、夏にたまった疲れによる身体の機能低下で、冷えに対しての抵抗力も弱くなってしまうからだ。
ビタミンE豊富な「かぼちゃ」「ブロッコリー」
そうしたなかで注目されるのが「ビタミンE」のもつ抗酸化作用。秋の肌荒れや「乾燥肌」の主な発生原因は、夏に受けた強い紫外線によって肌表皮にできる活性酸素だが、ビタミンEには、肌の大敵であるこの活性酸素の影響を減らす働きがある。さらに、末梢の血管を広げて血液の通りをよくする働きや、赤血球をやわらかい状態に保つ効果がビタミンEにはあるといわれており、それらの効果によって血液が足元やつま先などに行き渡ることで、手足を温かく保つことができ、冷え性対策にもなるのだという。
乾燥肌や冷え性対策にいいといわれている秋野菜が「かぼちゃ」と「ブロッコリー」。かぼちゃは代表的な緑黄色野菜で、ビタミンEやβ―カロチンが豊富に含まれていて、β―カロチンは、ビタミンと協調して細胞老化を防ぐ働きがあり、皮膚や粘膜・目の網膜を健康に保つ作用のほか、免疫力を強化し、細菌やウイルスから体を守る働きがある。また、ブロッコリーもβ―カロチンのほか、ビタミンB群、ビタミンC、Eを多く含むほか、カルシウムやカリウム、鉄などのミネラルが豊富な食材で、特にビタミンCの含有率が高く、コラーゲン生成や、免疫力の向上によるカゼやガン予防にも効果的だという。
「プラスEプロジェクト」をサポートするBASFジャパンでは、こうしたビタミンEがもつ効果・効能を少しでも多くの人たちに理解してもらうためのサイト「トラブルバスタービタミンE」(http://www.tbve.jp/)を公開しており、世界的パントマイマーである「が~まるちょば」が動画でわかりやすく解説している。