消費者のニーズを察知し、いかに素早くアプローチできるかがマーケッターの手腕。もっと言えば、消費者の「脳」が欲するものをどうやって突き止めるかが「勝つマーケティング」の重要な要素なのだ。
阪急コミュニケーションズが2011年7月29日に発売した新刊本「マーケターの知らない『95%』 消費者の『買いたい!』を作り出す実践脳科学」(著A・K・プラディープ、監訳ニールセン ジャパン、訳・仲達志)は、消費者の脳が欲しているもを突き止めるうえで、世界の名だたる企業がすでに採用している「ニューロマーケティング」がポイントになると説く。
買いたくなる脳とはどういうもので、「ニューロマーケティング」の技術とは何なのか? さらには、「買いたくなる脳」の実践編として、ブランドやパッケージ、広告などと脳との関係を、ニューロマーケティングの第一人者である著者が詳しく論じる。
単行本、424ページ。定価2100円。