たった90秒でカンタン完成 フォトブック製本機の凄さ

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   ジャパンインターナショナルコマース(東京・目黒区)は2011年8月10日、家庭用フォトブック製本機「とじ太くん Photobook Maker」を発売した。カメラ店やインターネットを通じての注文が多かったフォトブックだが、これがあれば自宅でも簡単に、カッコよく作ることができる。

5年前からあたためていたアイデア

スターターセットがあれば、とりあえず3冊は作れる
スターターセットがあれば、とりあえず3冊は作れる

   使い方は簡単。まずは、フォトブックに載せたい写真を用意し、それらをパソコン上で専用のテンプレート(無料ダウンロード可)を使って配置などを整え、専用のインクジェット用紙(150mm×150mm)に印刷する。写真は両面に印刷できるうえ、パソコン上の操作で文字を書き加えることも可能だ。

   次に、印刷した写真のページ順などを整えてから、特殊なのり付きのクリアカバーに写真を挟んで、「とじ太くん」にセット。すると、「とじ太くん」の本体から発せられる熱で、フォトブックの背がのり付けされ、製本される仕組みとなっている。のり付けする時間はたった90秒、写真は最大で30枚まで挟める。ちなみに、専用の用紙以外を挟もうとすると、落丁する可能性が高い。

   開発のきっかけは、同社の中村貞彦社長が5年ほど前、アメリカで流行していたフォトブックが将来的には日本でもはやるだろう、自宅で手軽に作れないだろうか――こんなアイデアが発端だった。担当者によると、製品化に際して、これまでは挟み込む紙の「厚み」がネックだったのを、薄くするなど工夫を施して発売にこぎ着けた。

   フォトブックは、カメラ店やホームセンター店頭、インターネットを通じて注文すると完成までには数日かかるが、自宅で作れるフォトブック製本機ならあっという間にできるうえ、オリジナリティーも出しやすい。「結婚式などの記念写真集、家族や友人たちとの夏の思い出をフォトブックにしてプレゼントしてみては」と担当者は話す。

   スターターセット(本体1台、背幅1.5mmタイプの専用表紙3冊、両面光沢フォトブック専用印刷用紙30枚)が3980円。別売りで専用表紙と印刷用紙もある。同社のネットショップなどで購入できる。

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