希望する業界、希望する会社に入れず、投げやりになっている若者は多いかもしれない。しかし、あきらめてはダメ。20代は大きく成長する時期で、その過ごし方によっては「大逆転」「大躍進」が可能なのだ。
日本実業出版社が2011年5月14日に発売した新刊本 『20代の勉強力で人生の伸びしろは決まる』(著・千田琢哉)には、その点が詳しく書かれている。「死ぬまで仕事に困らないために20代で出逢っておきたい100の言葉」(かんき出版)などの著書がある次代創造館代表の千田氏は、学生時代と社会人では勉強法自体が異なるとし、常識的な模範解答で100点をとるというのではなく、いかに規定概念を打ち破る力を身につけるかが大切だという。そうした「パラダイムシフト」を経験すると、その快感にとりつかれて一生勉強し続けるようになるそうだ。
本は、人や仕事、時間、お金、組織など8章に分かれた中で、著者独自の視点による80の学び方や気づき方を、すぐに移せる方法とともに詳説している。
単行本(ソフトカバー)、192ページ。定価1260円。