ビクトリノックス・ジャパンは、消防レスキューに従事するプロ向けに受注販売していた「ビクトリノックス レスキューツール」を、2011年9月9日から一般にも販売する。東日本大震災の発生を受け、防災・減災意識が高まっている中、いざというときにさまざまな災害から身を守る防災用品として「レスキューツール」を普及させたいという意図がある。
商品は、スイス消防隊と5年がかりで共同開発したもので、多くの国々のレスキュー部隊に愛用されているという。全長111mのコンパクトなボディーにラージブレード(大刃)、缶切り、ネジ回しといった基本装備のほか、ガラスのこぎりやシートベルトカッターなど全15機能を搭載している。
価格は1万2000円(税別)。