「震災後の日本人の1日を映画に」 金子修介監督らが動画募集

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震災後の日本人メッセージを世界発信
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   日本人の日常が震災後にどうなったか、世界中の人たちに見てもらおう――。「デスノート」などで知られる映画監督の金子修介さんらが、こんなモチーフのドキュメンタリー映画を制作することになり、一般から2011年8月16日撮影の動画を募集することになった。

   「ブレード・ランナー」などの作品で著名な映画監督のリドリー・スコットさんは、一般の人から寄せられた10年7月24日の動画をまとめ、新作映画「LIFE IN A DAY」を制作した。人類が生きている証をタイムカプセルの映像に残そうとしたもので、8万本の応募で作られた映画は各国の映画祭で反響を呼び、日本でも、11年8月27日に公開予定になっている。

   この映画に共感した人たちが、震災復興の起点としての日本版を作ろうと、映画撮影日から1年後に企画をスタートさせた。8月16日に撮影された動画を編集し、9月末に短編映画「リビング・イン・ジャパン」を完成させる予定だ。英語字幕も作り、各国の映画祭にも出品したいとしている。

   監督の金子さんは、「普通では無いトンデモ無く激しいドラマ、野心溢れる凄い映像を撮って欲しい。反対に、自分は普通を撮りたい、飾らない日常を撮るんだ、という人もいて欲しい。それをLife in Japanとして繋ぎます」とコメントしている。

   動画の募集期間は、8月16~31日。投稿方法は、公式ホームページ(http://www.lij2011.com)に16日から掲載される。

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