白夜書房はサッカー小僧新書から『アルゼンチンサッカーの思考力』(著・亘崇詞)を、2011年5月31日に発売した。
マラドーナやバティストゥータ、メッシといった名選手を生んできたアルゼンチンサッカー。その土台となっているのが「ビーボ(VIVO)」と呼ばれるアルゼンチン独特の思考だ。これは「生きる」という意味のスペイン語だが、アルゼンチンでは「生命力」「人間力」といった独特なニュアンスが込められているという。
ボカ・ジュニオルスに在籍したことのある著者は、この「ビーボ」に日本が強くなるヒントが隠されているとみており、それを分析するとともに、アルゼンチンサッカーを徹底解剖した。
新書、191ページ。定価945円。