錠前メーカーの美和ロック(東京・港区)は、子どもたちに「鍵のマナー」を分かりやすく伝える「防犯あいうえおダンス」を開発し、2011年8月9日に初披露を行った。楽しく親しみやすいリズムとメロディーに合わせ、
「『あ』わてずに、おウチを出る時、ドアや窓の戸じまり、指差し確認!」
「『い』やがらず、ゴミ捨てなんかのちょっと時にも、必ず鍵を!」
といった防犯の「あいうえお」を歌詞に盛り込んでいる。
NHK連続テレビ小説「てっぱん」テーマソングの振り付けで知られるダンスカンパニー「コンドルズ」が振り付けを担当。中心メンバーの藤田善宏さんと、郷ひろみさんのバックダンサー「カンパイズ」のメンバーからなる新ユニット「キーロック」が、このダンスのために結成された。オリジナルの音楽は、コンドルズのバンドプロジェクト「ストライク」によるもの。
会場となった港区立赤坂子ども中高生プラザでは、「キーロック」によるダンスの初披露に続き、子どもたちへの振り付け指導が行われ、会場全体でダンスを楽しんだ。また、プロの紙芝居師集団「渋谷画劇団」による防犯紙芝居「ロックとキーチャ」の口演もあり、子どもたちに防犯の重要性をわかりやすく紹介していた。