江戸時代の不思議カラクリ技術、「和時計」を組み立てる

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江戸時代の時法「不定時法」で時刻を表示する
江戸時代の時法「不定時法」で時刻を表示する

   デアゴスティーニ・ジャパンは2011年8月30日、毎号付属のパーツを組み立てると、江戸時代に使われていた「和時計」が完成するマガジン「週刊 和時計をつくる」を発売する。

   和時計とは、太陽の動きに合わせて時刻を決める複雑な時法「不定時法」を採用した日本が、西洋の機械式時計をもとに、日本独自のカラクリ技術で改良したものだ。新商品は、現存する和時計を研究し、新しく図面を描き復元した。

   付属のパーツには「金属パーツ」と「木製パーツ」があり、約420点を組み立てる。文字盤や内部機構の歯車など主要な金属パーツは、当時と同じ真鍮製。また、誌面では、和時計以外にも江戸時代の画期的な発明、世界の機械時計の歴史、「時」にまつわるエピソードを紹介する。

   創刊号の価格は890円。2号以降の通常価格は1990円。一部地域を除いて毎週火曜日発売。全60号を予定している。創刊号から35号まで購読した人には、唐草模様を施した和時計風オリジナル懐中時計をプレゼントする。

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