任天堂は2011年8月11日から、携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」の価格を現行の2万5000円から1万5000円に改定する。2011年7月28日に発表した。あわせて、ニンテンドー3DS専用ソフト「スーパーマリオ3Dランド」を11年11月に、「マリオカート7」を12月にそれぞれ発売する。
値下げの発表に際して、岩田聡社長はwebサイト上で、「発売から半年も経過せずに、しかもこれほど大幅な値下げをしたことは、任天堂の過去の歴史にはありませんでした」とコメントを寄せた。また、価格改定前の2011年8月10日までに「ニンテンドー3DS」を購入した人を対象とした特典「アンバサダー・プログラム」を用意したと明かした。
特典は2つある。1つ目は、9月1日から配信されるファミコン・バーチャルコンソールタイトル(10タイトル=「スーパーマリオブラザーズ」「ドンキーコングJR.」「バルーンファイト」「アイスクライマー」「ゼルダの伝説」など他5タイトル)を無償で配信するというものだ。2011年年末までに配信予定のタイトルを先行配信するもので、その後に追加機能のある正式版が有償で配信された場合でも無償でアップデートする。
2つ目は、ゲームボーイアドバンスのバーチャルコンソールタイトル(10タイトル=「スーパーマリオアドバンス3」「マリオカートアドバンス」「メトロイドフュージョン」「メイドインワリオ」「マリオvs.ドンキーコング」など他5タイトル)を無償で配信するというものだ。これらはすべて非売品となっている。