祥伝社は2011年6月30日、フィギュアスケート・高橋大輔選手の2010・2011 OFICIAL BOOK『SOUL Up』を発売した。
8歳からフィギュアを始めてもう17年。世界ジュニア優勝をはじめ、バンクーバー五輪3位、トリノ世界選手権金メダルと、世界のトップレベルで戦い続けてきた高橋選手だが、すべてがうまくいったわけではなかった。ケガもあった。2011年4月のモスクワ世界選手権ではアクシデントに見舞われ、まさかの5位。2010年のバンクーバー五輪で「現役をやめようと思った」という高橋選手が「ソチ五輪まで続ける」と決めたのは、スケートが根っから好きだったからにほかならない。
今回の本には、一流だからこそ感じる苦しみが素直に綴られている。また、フィギュアスケートに対する思いと葛藤、そして、今後に向けた強い決意も初めて明かしている。練習中やオフの表情をとらえた写真も多数掲載。
単行本、156ページ。定価1785円。