日本のワクチン接種、欧米より少ない…シンボルマークで啓発活動

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ワクチンがからだを守っているところをイメージしたシンボルマーク
ワクチンがからだを守っているところをイメージしたシンボルマーク

   7月6日は「ワクチンの日」。「VPDを知って、子どもを守ろう。」の会ではワクチンの普及を目指し、シンボルマークとワクチン接種履歴を管理できる「ワクチン手帳」を製作した。

   VPDとは「ワクチンで防げる病気」のこと。日本では意外にも、欧米と比べてワクチンの普及が進んでおらず、ワクチンさえあればかからなくて済む病気で重い後遺症を負ったり、命を落としたりする子どもが少なくない。

   同会ではワクチンの大切さを広く知ってもらうべく、デザイナーの高橋正美さんにシンボルマークの作成を依頼、ワクチン手帳の表紙に採用した。シンボルマークとワクチン手帳は日本ベクトン・ディッキンソン(東京・港区)の協力を得て製作したもので、ワクチン接種の有無と時期をチェックすることができる。ワクチン名は英語表記も併せて掲載し、国際仕様を心がけた。

   同会では日本ベクトン・ディッキンソンとともに、VPDをテーマにした書籍の出版などを手がけていく。また今後とも企業や団体と共同で啓発活動に取り組む考えで、シンボルマークとワクチン手帳の製作をその第1弾に位置づけている。

   ワクチン手帳は、同会に加入する全国の医療機関で配布中。

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