災害時「い・ろ・は・す」を認証保育所へ優先供給、コカ・コーラが協定締結

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   東京コカ・コーラボトリングは、東京都認証保育所協会、日本こども育成協議会との間に、「災害時における応急物資の優先供給に関する協定」を2011年7月6日、締結した。

厳密な品質管理でボトル詰め、全国7か所へ

デモサンプリングで届けられた「い・ろ・は・す」を使ってミルクを作る保育士
デモサンプリングで届けられた「い・ろ・は・す」を使ってミルクを作る保育士

   この協定は東京都内に災害が発生し、飲料水の調達が困難な状況になった場合、認証保育所団体の要請に基づいて東京コカ・コーラボトリングが優先的に、同社の国産天然水(軟水)「い・ろ・は・す」を保育所に供給するというもの。

   東京都庁で行われた調印式には、東京コカ・コーラボトリング取締役副社長執行役員・中野泰三郎氏、東京都認証保育所協会会長・青嶋暁子氏、日本こども育成協議会会長・廣島清次氏、さらに、東京都副知事の猪瀬直樹氏も立会人として出席した。

   会見で中野氏は「コカ・コーラ社では、これまでも社会貢献にさまざまな形で取り組んでおり、今回の取り組みもその一環。い・ろ・は・すは、全国7か所で採水され、厳密な品質管理のもとでボトル詰めされ、それぞれのエリアに届けられている天然水です。軟水なので、妊婦の方や赤ちゃんのミルク作りなどにも安心して使用いただける」と語り、日本こども育成協議会の廣島氏は「我々は0歳~3歳未満児を預かっており、特に0歳児にとって水は、命をつなぐもの。もし、またこのような災害が起こるならば、今日のこのこと(協定)を心より感謝する」と語った。猪瀬副知事からは、「自助・共助・公助のうち公助だけでは、災害列島に対応できない。行政だけでなく、企業、都民も役割を果たす新しい公共の構築が求められています。今回は公助だけでなく共助、自助のあたらしいモデルになります。認証保育所にあずける保護者の安心につながる一歩です」といった話もあった。

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