女性スマフォユーザー、「シンプル派」「多機能派」に2極化

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使わない機能、結構あるようです
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   アイシェア(東京・渋谷区)は、「女性のスマートフォン選定基準に関する意識調査」として、20代から40代の携帯電話所有女性968人を対象にアンケートを実施。結果を2011年6月28日に発表した。

   これによると、スマートフォンを現在所有している女性は全体の16.7%。専業主婦でも12.6%がスマフォユーザーだった。スマフォへの興味が昨年に比べ「高まっている」女性は52.5%で、全体の38.2%は次の機種変更でスマフォ購入を考えており、スマフォの普及は女性にも着実に進んでいるようだ。

   スマフォ所有経験のある女性に不満点を尋ねると、29.0%が「理想の本体カラーがその機種になかった」と回答、「端末が重い」という声も45.1%に及んだ。また49.4%が、屋外での利用時に画面が見づらくて困った経験があるとしている。逆におすすめできるポイントとしては、「どこでも手軽にネットに接続できる」「PCとデータを共有でき、アプリも豊富」といった答えが挙がった。

   一方、スマフォに求める機能に関しては、「多機能」派と「シンプル」派にはっきり二極化された。「おサイフケータイ」や「ワンセグ」「赤外線通信」など、多彩な機能を備えた「ガラスマ(ガラパゴススマートフォン)」を支持した人が48.1%だったのに対し、機能を絞り込んだシンプルな「グロスマ(グローバルスマートフォン)」派は51.9%と、選択はほぼ半々。

   多機能派からは「便利なほうがいい」「とりあえず機能はついていた方が安心」という意見があったが、ガラスマ所有者のうち67.5%は「バッテリーの持ちが悪い」「重い、使わない機能がある」などの理由で、ガラスマへの不満を表明。事実、スマフォユーザーの64.2%、従来型携帯ユーザーの84.4%が「使用頻度の低い機能がある」と答えており、5割以上の人は「Bluetooth」や「おサイフケータイ」「音楽プレイヤー」「ワンセグ」機能について「あまり使っていない」という。

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