ギャルにとって絶対に欠かせない「プリクラ」。
女子中高生やギャルを中心に爆発的ブームを巻き起こした1997年以降もプリクラ文化は根強い人気を保ち、今どきのギャルの間でも学校帰りやデートの記念日、友達と遊んだ時に撮るのが日課です。
デカ目にする機能や肌の色合いを明暗にさせたり、スタンプやフレームなどの装飾を行える充実機能などがギャル達の心をつかんでいるようですが、実は、ここ最近、ギャル達のプリクラ文化にある変化が起きていることが分かりました。
「無駄プリっていらなくね??」
都内の高校に通う、17歳のギャルグループと話している時のことです。
「つか、無駄プリっていらなくね??」
「だよね~!ぶっちゃけ、全部携帯に落とせるから使い道ないし!」
「うち、無駄プリで財布の中パンパン(笑)」
ギャル達が言う「無駄プリ」とは、プリクラを撮った際に出てくるプリクラシールのこと。これがいらない、無駄だと言うのです。
プリクラ機は、赤外線送信機能が付いているものも多く、撮ったプリクラ画像のデータを専用サイトから携帯電話にダウンロード出来るので、シール自体は無駄なのだ、と。
私が女子高校生だった約7年前は、多数のプリクラシールをノートやシールシートなどに貼った「プリクラ帳」と呼ばれるアイテムを持つことが定番であり、当時のギャルの間ではその「プリクラ帳」のコレクション数が多ければ多いほどステイタスとなるようなアイテムでした。