みやぎ民話の会(http://blog.canpan.info/fukkou/archive/137)は東日本大震災による津波の被災を語り継ぐために、2011年8月21~22日、「第7回みやぎ民話の学校」を宮城県南三陸町のホテル観洋で実施。宮城県南三陸町は今回の震災で壊滅的な被害を受け、ホテル観洋には被災者が避難している。
1日目は仙台駅から専用バスで会場に向かう。黙とうと開校式(13:30~)を行った後、リアス・アーク美術館(気仙沼市)の川島秀一副館長による基調講演「津波と語り」に続き、民話の語り部ほか今回の津波ですべてを失った方々から体験談を聞く。夕食後と2日目の朝食後は参加者と被災者や地元の人が交流し、民話を語り合う時間を用意している。閉校式の後、専用バスで13時にホテルを出発し、仙台駅で解散となる。
全国から参加者を募集しており、参加費は1泊3食付き(2日目の昼食代を含む)で1万5000円(専用バス代往復1000円は別途徴収)。7月31日申し込み締め切り(定員に到達し次第締め切り)。定員は120人となっている。問い合わせ先は022-392-7018(長須賀直子)、メールの場合はnishiki-sunrise@st.cat-v.ne.jp(河井隆博)まで。
「みやぎ民話の学校」はみやぎ民話の会が隔年で開催。これまでは民話の語り手が集まり、各地の伝承や昔話を語る催しであったが、今回は「震災を語り継ぐために」をテーマに行う。