東京国立近代美術館フィルムセンターは、「映画パンフレットの世界」を2011年9月4日まで東京国立近代美術館フィルムセンター展示室で開催している。
この展覧会では、日本の映画ファンに最も親しまれてきた映画の資料であり、「持ち帰ることのできる映画」として愛好家によるコレクションの対象にもなってきた「パンフレット」の歴史と変遷を、大正時代からたどる。
「ローマの休日」や「2001年宇宙の旅」「勝手にしやがれ」といった懐かしい傑作映画のパンフレットに描かれたデサインの創意工夫が、それぞれの時代の映画の思い出を呼び覚まし、観客のたどった歴史を照らし出す。
展覧会では、ギャラリートークなどイベントも開催される。
観覧料は、一般200円、大学生・シニア70円。