「節電」「食中毒」も後押し 注目集める「保冷」弁当箱

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   梅雨から夏にかけては、食べ物の「傷み」が気になる季節。そんな中「食中毒を防ぎたい」「少しでも涼しい食事を楽しみたい」というお弁当ユーザーに注目されているのが、「保冷が出来る」弁当箱だ。

弁当箱のふたに保冷剤を内蔵

GEL-COOLシリーズの「GEL-COOま」(1260円~)
GEL-COOLシリーズの「GEL-COOま」(1260円~)

   GEL-DESIGN(北海道)が製造している「GEL-COOL」は、「ふた」の部分に保冷剤を内蔵。事前にこのふたを冷凍庫で冷やしておけば、弁当を冷たく保つことが出来る仕組みだ。ふた以外の部分は耐熱構造になっており、ふたを外してそのままレンジで温めることも出来る。2011年に入ってからは震災があった3月を除き、各月とも売り上げが昨年比10~20%増を記録するなど好調だ。

   約20種類の保冷弁当箱を取り扱っている東急ハンズによれば、保冷弁当箱は4月、5月にそれぞれ前年比152%、170%を売り上げるなど、ここ最近かなりの伸びを見せているという。

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