ドライバーの71%「雨の日にスリップを体験」 ブリヂストン調査

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   ブリヂストンが、自家用車を所有する男女1000人を対象に行った調査で、ドライバーの約71%が雨の日にスリップを体験していることがわかった。調査結果は、2011年6月8日に発表した。

   調査では、タイヤの溝に排水機能があることを知らないという人が約30%にのぼった。タイヤは、溝の深さが4mm以下になるとブレーキをかけてから止まるまでの距離(制動距離)が急激に伸び、スリップの危険性が高まるといわれるが、この事実を知らなかったという人は70%を占めた。雨の日が多いこれからの時期はとくに、路面の状態やタイヤの溝深さには注意が必要と言える。

   ちなみに、タイヤは、走行を重ねるに従い、表面が摩耗して溝が浅くなってスリップしやすくなる。特に、雨の降り始めは、路面の油や土砂などの微粒子が雨水と混ざり、滑りやすい水膜ができることから、新品のタイヤでもスリップするケースが少なくないのだ。

   ブリヂストンは、2011年3月1日に創立80周年を迎えたことと、一般社団法人日本自動車タイヤ協会(JATMA)などが推進する「タイヤの日」が4月8日であることを踏まえ、毎月8日を「ブリヂストン タイヤセーフティーの日」に設定し、2012年2月まで毎月タイヤの安全に関する情報を発信していく。

   調査データの詳細やタイヤ点検の方法についてはこちらまで。

   http://www.bridgestone.co.jp/csr/soc/ts_project/pdf/tire_safety_report_20110608.pdf

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