フランスは世界的にみても食文化豊かな国の一つだ。そのフランスに家族とともに渡って20年のグラフィックデザイナー・稲葉由紀子さんが「フィガロジャポン」に連載していた記事を書籍化した『おいしいパリ暦』が阪急コミュニケーションズから2011年4月13日に発売された。
フランスには、日本とはまた違う「四季」があり、それぞれのシーズンの旬が市場に並ぶ。アルティショー、ラディッシュ、川カマス、白アスパラガス、バジル、イワシ、ラタトゥイユなど、この本では旬の素材を、身近なエピソードに写真を交えながら、おすすめの料理を紹介。また、それらをおいしく食べさせてくれる店や、販売しているパリのおすすめ店も案内した。
単行本、224ページ。定価1785円。