夏の飲み残しマグは雑菌に注意! ポイントは"保冷"

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「サーモス・真空断熱2ウェイベビーマグ」
「サーモス・真空断熱2ウェイベビーマグ」

   魔法びんなどの家庭用品メーカー・サーモス(東京・港区)は、断熱技術をいかした「真空断熱2ウェイベビーマグ(0.29L)」と「ベビーストローマグ&クーラー(0.34L)」を2011年5月1日から発売している。

   「真空断熱2ウェイベビーマグ」(3675円)は、ストローマグとトレーニングマグの2通りの使い方ができるステンレス製のベビー用マグだ。ステンレス製のマグはプラスチック製よりも保冷能力に優れているため、マグ内の温度をキープして、飲み残しの中で雑菌が繁殖するのも抑えるという実験結果も出ている。

   一方、「ベビーストローマグ&クーラー」(2625円)は、外出用に使いやすいようマグ本体を樹脂製にして軽量化。専用保冷ポーチによって、保冷効果を高めている。

   ほしなこどもクリニックの保科真美医師は、

   「食中毒の3原則は、『つけない』『増やさない』『やっつける』。特に夏場は、ペットボトルやベビーマグの飲み残しを放置すると、ちょうど菌が増えやすい温度になるものです。一般的に細菌が繁殖し易いといわれるのは35~36度。飲み物を持ち歩くような場合は、温度が上がらないように工夫することが大切です」と話している。

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