講談社は2011年3月24日、新刊本『玉川徹のちょっと待った!総研』(著・玉川徹)を発売した。
テレビ朝日「スーパーモーニング」のディレクター兼レポーターとして8年にわたり東奔西走した玉川氏の突撃レポート「観れば怒りで眠れなくなる!」を再編集。また、今回の書籍化にあたって独自取材を敢行し、その内容をまとめて最終章に記した。
テーマは、政治から雇用、天下り、少子化問題、介護、年金と多岐にわたる。超豪華な議員宿舎建設問題では、猪瀬直樹・東京都副知事や自民党・平沢勝栄議員を直撃。救急患者のたらい回しが問題になった際は、パリに赴いて救急医療を取材。24時間往診サービスや救命救急医療サービスを提供する組織の担当者を直撃、自らも病院に体験入院までしている。
「この本が、読者の皆様が『自分で考える』ことの一助になれば、私はとても嬉しく思います」
とは、玉川氏のコメントだ。
単行本(ソフトカバー)、128ページ。定価1365円。