桜の花びらが自分の顔に降ってくるような感覚
「Optimus Pad L-06C」の機能のひとつに、3Dムービーカメラがある。アプリケーションを起動させた途端、3Dの動画が撮影できる。閲覧ももちろん可能だ。
都内で桜が満開になった日、近くの桜並木に出かけて「Optimus Pad L-06C」を手に撮影してみた。ボタンひとつ押せばそのまま3D撮影となる手軽さだ。
動画を3Dで楽しむには専用メガネが必要だが、手元に赤と青のセロハンを張った「試作メガネ」があったので、これで代用。映像がスタートすると、桜の花びらが風に舞うシーンでは、まるで自分の顔に向かって降ってくるような立体感だ。桜の幹や枝も目の前に飛び出してきているように見える。桜の木と菜の花が同時に写っている場面は、大きめのディスプレーで見られることでその場にいるような臨場感が伝わってくるうえ、3Dならではの凹凸感が加わってリアルな情景に映る。
映像が鮮明に再現されるのも「Optimus Pad L-06C」の特徴だ。写真や動画を手軽に、かつ一定の大きさで見たい場合には最適のメディアといえるだろう。